純粋個人雑誌「趣味と実益(実益は旧漢字)」。
『ここにまったく新しい純粋個人雑誌「趣味と実益」の創刊を宣言する。』から始まる、デザイナー兼ライター兼歌手の平山亜佐子さんの純粋個人雑誌「趣味と実益」創刊号。


ざっと内容を紹介すると、過去の落書を顧みながら現在のインターネットの世界から落書的ワードを紹介する「落書」。落書では今回の大震災がらみの部分に腹を抱えてわらいました。
それ以外にも、明治の奇人達を生活に焦点をあてて紹介している「明治奇人生活誌」、電話にまつわる不思議な話を集めた「電話奇談」、身の回りにも程があるポイント「お目見え探険」、著者の日常「御あし日誌」、大震災で耳に残ったあの言葉について斜め上からの論説「流行語辭林」、なぜエクレア?と思わず言ってしまう「eclair」等。

個人的な感想は平山さんの視点が自分の中にある黒い所をさすってくれていて、
クスクスしながら一気に読めた。

こういった作家さんの個人雑誌はもっともっと数が増えれば、馬鹿みたいな制限だらけのテレビ・ラジオ、嫉妬と悪口だらけのネットとは違い、ストレートに制作者の主義が見れるいい機会だと思う。
まさに主義への投銭(本書口上より)をした気持ち。

最後に本書から素晴らしいお言葉を
「一人で何かやれ、一人で上手になれ/高橋竹山」

価格:500円
誌名:純粋個人雑誌『趣味と実益』
形態:ほぼA4、モノクロ、20ページ

ご購入はご本人に直接メールにて(お名前・御住所をご記入下さい)
もしくはLilmag模索舍からどうぞ


[作者プロフィール]
平山亜佐子
書籍や雑誌のデザイン、さまざまな挿話(エピソード)を鑑賞して文章にすること、歌のユニット2525稼業を営んでおります。既刊本に20世紀破天荒セレブ―ありえないほど楽しい女の人生カタログ明治 大正 昭和 不良少女伝—莫連女と少女ギャング団。(HPより)

平山亜佐子BLOG : JOURNAL

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